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会長挨拶

会長挨拶

会長 中村 誠昌の写真です

第62回日本循環器病予防学会学術集会
会長 宮本 恵宏
(国立循環器病研究センター オープンイノベーションセンター長)

第62回日本循環器病予防学会学術集会を2026年6月13日(土)と14日(日)に国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)において開催させていただくことになりました。

脳卒中と心臓病その他の循環器病は国民の死亡及び介護を要する状態の主要な原因となっています。その対策を行うためいわゆる循環器病対策基本法が2019年12月に施行されました。そして、その目的の大きなものとして循環器病の予防があります。

日本循環器病予防学会は、1966年に設立された「日本循環器管理研究協議会」を前身とし、2014年に現在の名称である「日本循環器病予防学会」へと移行しました。脳卒中や心臓病などの循環器疾患の予防を目的として、臨床・公衆衛生・疫学・行政など様々な分野で多くの人が活動を展開してきました。さらに、日本高血圧学会、日本動脈硬化学会、および日本心臓病学会(2025年8月末をもって共催を終了予定)と連携し、生活習慣病の改善・予防およびその他の危険因子の管理に関する専門的な知識と技術を有する職種の資質向上を図り、国民の健康増進に貢献することを目的とした「循環器病予防療養指導士」の認定制度を共催しています。

今回の第62回日本循環器病予防学会学術集会では、テーマを「心血管予防の未来 協力と挑戦が生み出す新たな可能性」としました。これまでの日本循環器病予防学会をはじめとした循環器病予防の取り組みを振り返り、未来の循環器病予防のための新たな繋がりを作り、循環器病予防を社会の中で実現する方法を議論する機会になるようにプログラムを企画いたします。

多くの皆様にご参加いただくことを願っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。